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2018年03月14日

天使の創造

坂東としえ『天使の創造』は親と子の物語である。序盤は共働き夫婦の子育ての大変さが述べられる。離婚などシビアな現実も描かれる。結局、専業主婦が良いという結論になると何だかなという思いになる。
中盤になるとファンタジー色が出てくる。子どもの空想的な世界が描かれる。
子どもには残酷なところもある。意味もなく虫を殺害することがある。本書にも、その描写があり、ドキリとさせられる。その後、その子どもが自然を大切にするようになる。子どもを美化しないが、性悪説にも陥っていない。
  

Posted by 林田力 at 21:40Comments(0)