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2017年08月21日

書評ボンノ

#書評 #ノンフィクション #レビュー
ボンノの通称で一時代を築いた三代目山口組若頭補佐を描いたノンフィクションである。三代目山口組の中で圧倒的な勢力を誇ったが、絶縁された。絶縁後も独立勢力としてヤクザを続けたものの、最後は引退した。後の山一抗争とも共通するが、ヤクザの分裂抗争では組織を飛び出した方が弱くなりがちである。錦の御旗と同じで、元の組織に大義名分があると受け止められがちのためである。本書のボンノも絶縁されても親は親という考えで、三代目山口組を攻撃するつもりはなかった。ボンノはファッションセンスなどから新しいヤクザというイメージがあるが、メンタリティは古い任侠である。だから波谷のような生粋の任侠が舎弟になるのだろう。
それに比べると現代の山口組分裂は様相が異なる。元からの代紋のある方が優勢という訳ではない。むしろ義は飛び出た側にあると見る向きも多い。ヤクザと一緒にすると嫌がられるかもしれないが、ほっともっととほか弁の対立も飛び出たほっともっとが市民権を得ている。昭和の感覚では考えられない時代になった。
本書は田岡三代目らボンノ以外の人間も描く。山口組は麻薬撲滅を掲げたという。


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